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2011_11_17.18 シミラン釣果報告

シミラン諸島 GT釣りツアーレポート

 

11月某日、洪水におびえていたバンコクを尻目に、Mokoleyスタッフはいよいよ海釣り到来のウォーミングアップも兼ねてパンガー県、シミラン諸島へと向かいました。

ターゲットはGT (Giant Trevally), 日本語でロウニンアジと呼ばれる巨大なアジ。成長すると最長180cm、重さ80kg.ほどになるといわれている、ルアー(疑似餌)での海釣りを楽しむアングラー(釣り人)の夢の究極の獲物です。

海でのルアー釣りには大きく分けて2種類あります。

1つは海の表層にいる小魚に似せたルアーを海に投げ込み、それを食べに来る大物魚をルアーに食いつかせるPoppingと呼ばれる釣り方。主にPopperと呼ばれるルアーを長い竿で思い切り飛ばし、それを引いてくることにより小魚に見せかけ大物魚にアピールします。

もう1種類は海底にいる魚をJigと呼ばれる金属製のルアーを落とし込むJiggingと呼ばれる釣り方。かなりの重さのあるルアーを海底まで落とし込み、それを勢いよく引き上げることにより小魚のような動きに見せかけ大物魚にアピールします。

両方ともかなり体力を使う、文字通りのスポーツフィッシングです。

今回の釣行はこの両方を楽しめる貴重なロケーションでの期待の釣り、我々Mokoleyにとっては久しぶりのチャレンジでした。

夜中に船着場から乗船、約5時間でシミラン諸島に到着、明け方から釣りを始め、何投めかでイキナリT氏に1m強のサワラがヒット、船のクルーメンバーからサシミコールが沸く。

カマスサワラ

その後また続いてT氏に今度はGTがヒット。

表層で小魚と見間違い、ルアーにしぶきをあげて襲い掛かるGTはまさしく海のライオンのよう、ルアーの針が唇に刺さったGTは、今度は一気に海底の岩場まで猛進、岩場で針をはずそうとします。

ここからがアングラーとGTとの戦いが始まります。

早くあげようとあせると糸を切られる可能性がある、かといって魚を岩にもぐらせるわけには行かない、このやり取りが魚が弱ってあがってくるまで続きます。

あまりの引きの強さに腕力だけでは竿を操作できないため、おなかでしっかり竿を押さえる腹ベルトを巻いてもらい、戦うこと約5分、ようやくGTの姿が見えてきました。

きれいな銀色をした巨大なアジ、GTは船の甲板に上がってもまだばたばたと勢いよく暴れています。

戦いを終えたT氏もぐったり、汗だくで肩で息をしています。

雲ひとつない快晴の空と屋根のない炎天下の船での戦いの軍配はT氏に上がりました。

 

GT(ジャイアントトレバリー)

シミラン諸島釣り2日め。

この日も朝から快晴、日ごろ運動部側気味のMokoleyスタッフ軍は昨日の格闘でだいぶ筋肉痛が残っていた。

しかし一旦船に乗り、強い日差しを浴びているうちに今日の格闘への気持ちが備わってきた。

この日は島から少し離れた深さ80mほどのジギングスポットへ行き深い場所での魚を探る。

重さ100gのルアーといえど、深さ80mから巻き上げてくるのは大変な労力がいる。

しかし海底の魚は表層の魚ほど警戒心がないので、比較的楽に釣れる。

それぞれに当たりが来る。

サワラ、ワフー、イトヨリアジ、バラクーダ、T氏にはイソマグロまでかかった。

 

イソマグロ

そろそろ島へ戻る時間も迫った夕暮れ時、突然船の周りいっぱいにナブラが沸き始めた。魚の群れが、しかも1群ではない、いくつもだ。船上のアングラーたちもこのときとばかり群れの中にルアーを投げ入れる。小魚の群れを追ってきた大物が面白いように釣れる。ナブラは止まない、もうこれでもかと入れ食い状態でルアーを投げ続けるアングラーたち。

結局3日間の釣行で我々は40匹近い大物を釣り上げることができた。

帰りの船の中、シミラン諸島の釣りのエキスパートのガイドさんは我々に説明してくれた。

GT(ロウニンアジ)は食用としてはあまり美味ではないので漁師たちはあえてGT漁はしない。しかしGTは獰猛なゆえほかの魚を食い荒らし、速いスピードで増える。ぼくたちは、キャッチアンドリリースではなくGTを釣り持ち帰ることが多い、それで海のバランスが保てるのだと。もちろんぼくたちも10kg.以下の小さいGTは逃がすよ、大きくなってからのファイトのほうが面白いからね、と。

釣れても釣れなくても釣りに行くという行為が楽しい、かかったときの魚とのやり取りが楽しい。

それゆえアングラーたちは魚との格闘に時間と労力を費やしに行くのだ。

3日間の釣果に満足しながら、Mokoleyスタッフはシミランを後にした。

 

 

reel rod line lure

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