アシストフック1

ソルトウォータゲームで不動の人気を誇るのが青物をはじめとするジギングです。
ショア、オフショア、ライトゲームから超大物を狙って獲るスタイルまで、ターゲットによってタックルや狙い方は様々です。
釣り人なら誰しもが、掛けたターゲットはどうしても手にしたい。という思いはどんなサイズの魚を狙うにしても同じですよね。
ジギングにおいてメタルジグの性能ももちろん大切ですが、注目してほしいのはアシストフックの存在です。

アシストフックの意味は直訳するとルアーに取り付ける補助フック。
アシストフックは、「アシストライン」「フック」その他に、「ソリッドリング(打ち抜きリング)」などで構成されています。

【アシストライン】
アシストフックが、巻きか結束で結んであるラインで、材質は勿論、長さも多種多様です。
材質によって、同じ太さでも強度が違えば、張りや硬さ等も異なります。
例えば、PE、シーハンター、ザイロンノット、ダイニーマ、ザイロンX、ケプラーなどがあります。
単体だと張りが弱いため、フロロカーボンを「中芯」として入れて使う事で張りのあるアシストラインとして使う事もあります。

【フック形状】
大きく分けると、「掛け重視」「ホールド重視」に分かれます。
掛け重視のフックはストレートタイプのモノが多く、ホールド系はフトコロが深いものが多いです。
後は、平打ち加工で強度を上げているタイプやフッ素コーティングなどの表面処理で貫通能力を上げているタイプもあります。

釣り具でお金を掛けるのは魚に近いところからと言われますが、フックは1番魚に近い所です。
魚に直接触れるフックはジギングのみならず、すべての釣りで大切な要素です。フックひとつで魚を取り込めるかが左右されることもあると思います。

大型回遊魚は口も大きく硬いので、小さいフックではフッキングしてもカエシまで深く刺さらない可能性があり、フッキングが甘いとバラシの原因にもなりますし、刺さり方が悪く無理な力がかかればフックは伸ばされたり、最悪折れたりします。

餌釣りなどでは餌が小さくフック重量も軽いので、ある程度魚に飲み込ませることができますが、ジギングではそうはいきません。魚の口のどこに掛かるか分からない部分がありますので、フックの大きさや形状選びが大切になってくるのです。

そしてなにより重要なのは狙う魚種に対する総合的なバランスです。
フックも貫通能力と強度に合わせたタックルを使用しないと、バラシの原因になります。

使用タックルで獲物の口を貫通させるだけのパワーがあり、且つそのタックルでファイトしても折れないフック強度。フックが伸びるかも、折れるかもと気にしてファイトが出来ず、主導権を握れないとバラす確率も高くなり、乗合船の場合なら特に同船者とのオマツリを招いたり、ファイト時間を掛けすぎてしまうことで、時合を逃すこともあります。

ジグとのバランスも大事になってきます。
例えば、タングステンの小さいジグにあからさまに大きいフックを付けるのはバランスが悪くなります。
スロー系ではジグの動きを妨げないように、よりバランスのいいセッティングが求められます。

では、実際にどういったバランスがいいのか、フックはどんなものを使うのが適しているのか。
次回はフックバランスや形状について詳しく説明していきたいと思います。